他の記事でも紹介している通り、訪日外国人観光客数が急増しています。昨年2015年には1,974万人の外国人が訪日しており、目標としている2,000万人達成も目前となってきました。

観光データを見てみると、訪日外国人観光客が訪れる地域は主に「ゴールデンルート」に集中する傾向があります。

ゴールデンルートとは、「東京」「京都」「大阪」の主要都市を中心として「富士山」「沖縄」「名古屋」「箱根」などの地方の観光地を巡っていく外国人観光客の観光ルートを指します。

今後のインバウンドに向けた取り組みとしては、上記以外の地域にも訪日外国人観光客を呼び込むことができれば、地域活性化にもつながります。

地方へのプロモーション

政府は、訪日外国人観光客を地方に誘致することを目的として、ゴールデンルート以外に「日本の奥の院・東北探訪ルート」など、7つの「広域観光周遊ルート」を認定して、海外で日本の地方の魅力を伝えるプロモーション活動を行っています。

 

新しい動きスポーツツーリズム(スポーツ観光)

新しい動きとして、今各地域では、外国人観光客を誘致するための一策として、スポーツを観光資源とした「スポーツツーリズム(スポーツ観光)」の活動を広めています。スポーツツーリズムとは、スポーツを「観る・する」ことと、スポーツを「支える」人々の交流などを指します。例えば、北海道のスキーや、沖縄でのダインビング体験等、各自治体が様々な取り組みを行なっています。

 

今後求められるインバウンド対策

地域活性化を込めたこうした取り組みと合わせ、各国の訪日観光客に対応したインバウンド対策が急務となっています。

公共交通機関や宿泊施設などの多言語案内表示はもちろんのこと、熊本や鳥取地震のように、もしものときのために災害対策も必須になってきます。

まだ災害プログラムを導入されていない地域は、リアルタイムで災害案内ができるツール等、各国の外国人観光客に対応した環境をオリンピックの前に用意する必要があります。