やさしい日本語 外国人にも伝わる表現を
目の前にいる外国人に話しかけるとしたら、どのような言語を使うだろうか。外国人なら英語が通じるはずだと日本人は考えるかもしれない。しかし実際は英語を母語としない外国人も多く、通じるとは限らない。
横浜市では、漢字圏を除いた在住外国人向けに、「やさしい日本語」を活用している。「やさしい日本語」は外国人に災害情報を速やかに伝えようと用いられ始めたもので、阪神淡路大震災をきっかけに生まれた。

引用元:http://www.jukushin.com/archives/26948

※掲載している画像はイメージです。

急増する訪日外国人に合わせて、インフラの整備が進められている昨今。情報の多言語に合わせて上記引用元のような「やさしい日本語」が注目されています。

記憶に新しい福島沖で起こった地震でも、この「やさしい日本語」が災害報道番組で多用されました。

情報媒体が多言語化する一方で、今の時代英語だけでは、十分に対応できるとは言えなくなってきています。

理由は、アジア圏からの外国人観光客が近年増え、中国語・韓国語での対応も必要になってきたからです。

さらに、後のことを考えればより対応すべき言語は増えていくでしょう。

コストや手間を考えれば、ひとつ対応していくのは大変です。言語が違うということは文化が違うということ。正しい情報を伝えるにも、「避難所」や「防波堤」が無い国もあり、その国の人たちにとってはそもそもそれが何なのかから説明する必要があるからです。

 

文化を越えて伝える「日本語」

引用元の記事にも紹介されていますが、例えば「実印」は、どの国にもあるものではないので、「役所に印鑑登録したはんこ」と説明する必要があります。さらに、役所、印鑑登録も国柄によっては、説明が必要です。

上記以外にも日本独自の言葉・文化はたくさんあります。私たちにとっては当たり前でも、外国人にとっては全く知らない言葉であり、それによって正しく情報を伝えなれない危険性を持っています。

「やさしい日本語」は、文化を越えて相手に正確に情報を伝えるための新しい試みと言えるでしょう。

もちろん、これは外国人に限った話ではなく、幼いこどもに対しても「伝える」効果を持っているので、いざという時に備えておくことが大事です。

普段から相手に立場になって、言葉を選ぶことで、言語の壁は超えることができるのではないでしょうか。