今回の話はインバウンドに関するある話題について触れたいと思います。

昨年、訪日外交人観光客(以下、訪日外国人)数は過去最大を記録し、今後も2020年に向けて増加が見込まれます。

昨今のインバウンドは中国アジア系を初めとした「爆買い」ブームが起こり、観光ビジネスとしても一時話題になりました。

現在、訪日外国人のお金の流れは、消費から体験に変わりつつあります。

なぜ、消費から体験に変わったのでしょうか?

どうやら、SNSのある変化により、訪日目的が変わってきているようです。

体験の共有

とある日本のドラマの撮影に使われた温泉地に行ってみました。そこは知る人ぞ知る穴場でした。

その「体験」をSNSを通じて共有すると、それを読んだ人が「私も行ってみたい。」「そこにはどう行けば良いの?」というように、「体験」がどんどん拡散します。

そして、その温泉地を目的に個人で旅行する観光客が増える、というような事が「体験の共有」により起きています。

この事が要因で、映画やアニメのいわゆる「聖地巡礼」が、ある日名もない場所を名所に変えてしまいます。

トラブルについて

ある日突然、言葉がうまく伝わらない外国人が押し寄せてくるとしたら、その地域の人達はどうでしょうか?

ちゃんと観光地として安全な設備や現地の案内の準備が出てきいれば問題ありませんが、そううまくはいかないところがほとんどではないでしょうか?

この傾向の問題として、個人旅行で来る観光客が多い、というのも実は対策が必要な部分です。

個人旅行の場合、ツアーのようにガイドがいないので、現地でのトラブルがツアーでの観光より多いようです。

また、個別に対応する必要があるため、現地の体制もそれなりの人員を配置しておく必要があります。

地震や大雨などの災害時の避難もこうした「観光慣れしていない」場所だと大変です。

必要な対策

まずは、設備の充実化です。英語・中国語・韓国語に対応した案内板・ガイド音声などはすぐに用意できます。

もしもの時のために、避難誘導プラグラムも用意する必要があります。

地震が起こった時、どこを通ってどこに逃げれば良いのか。火事、大雨、大雪の時は?など、観光客が増えたことで考えなければいけない問題というのが出てきます。

こうした観光地化は、いつどこで起こるかわからないので、もしある日突然観光客が急増したら、慌てずにまずは設備対策から初めてみましょう。