引用元:訪日旅行中の外国人が一番困ったのは「コミュニケーション」、飛行機・新幹線を「問題なく利用できた」は4割 ―観光庁調査
https://www.travelvoice.jp/20170213-82787
観光庁がこのほど実施した調査によると、訪日外国人が旅行中に困ったことで最多は「施設等のスタッフとのコミュニケーション」(32.9%)。次いで、「無料公衆無線LAN環境」(28.7%)、「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」(23.6%)との結果に。一方で、「困ったことはなかった」との回答も約3割を占めた。

上記の記事で紹介されているように、コミュニケーションと多言語表示で困っている訪日外国人観光客が多いことがわかります。

政府が訪日外国人観光客数を2020年に4,000万人にすると目標に掲げ、事実訪日外国人観光客は増加しています。

しかし、現場では俗にいう「おもてなし」の対応が十分ではないために、せっかくの機会を喪失してしまっているところも多くあるようです。

英語の対応はもちろんですが、昨今のアジア圏からの旅行者の増加で、今は中国語や韓国語を含めた4ヶ国語の対応が欠かせなくなってきました。

コミュニケーションと多言語表示、この2つの課題の解消が急務です。

「困ったことはなかった」と回答した人は?

一方で「困ったことはなかった」と回答した人も一定数います。

これはどういうことでしょうか。

推測ですが、「おもてなし」の体制は観光地によってばらつきがあり、「困ったことはなかった」と回答した3割の人は、コミュニケーション・多言語表示の対応が十分な地域・施設を利用・体験したということが予想できます。

人気の観光スポットである、東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパークは、インバウンド対策が昔から行われています。

英・中・韓の多言語表記は案内板だけでなく、中で働くスタッフも4ヶ国語で会話ができるように、外国人観光客への対応を厚くしています。

サービスの質など捉え方は人それぞれですが、利用者の満足度が高ければ優良リピーターの獲得につながるはずです。

ただ外国人に向けたコンテンツを揃えるのではなく、満足し、次回もまた来たい、もっとたくさんの人に教えてあげよう、と思ってもらうことがインバウンド対策の成功例です。

ゴールは「困ったことはなかった」が100%になるように、各観光地の取り組みが求められます。

※画像はイメージです。